わたくしは「ひろばのことば」という

2009/05/31 當山日出夫

単なる表記の問題ともいえるが、わたくしは、「ひろばのことば」を基本的につかうように、(このごろ意図的に)こころがけている。

「広場の言葉」でもいいかもしれない。しかし、言語研究者というのは、なぜか、「言葉」ではなく「ことば」とかきたくなる。で、ついでに、「広場」も、いわゆる「和語」であるので、「ひろば」。

したがって「ひろばのことば」。

さて、「ことば」として「漢字」としなかった、つまり、「ひろばの漢字」としないのは、わけがある。まず、「ことば」があり、それをどう表記するかとなったときに、「漢字」でかくか、「ひらかな」でかくか、「カタカナ」でかくか、がある。はじめから「漢字」ありきで、かんがえたくない。このなかで、「同音の漢字によるかきかえ」や「まぜがき」の問題、あるいは、「ことば」そのものの「いいかえ」を、かんがえなければならない。

このあたり、おがたさんの紹介の資料は役にたつ。

もじのなまえ 5月30日
http://d.hatena.ne.jp/ogwata/20090530/p1


と、ここまでかいてみたが、「和語」は「ひらかな」で、「漢語」は「漢字」で、という方針で、かくのはかなりむずかしい。(で、とりあえず、ここまで。)

當山日出夫(とうやまひでお)