月刊言語が休刊らしいが

2009-08-19 當山日出夫

大修館書店の、月刊言語が休刊になるらしい(この件は、「やまもも書斎記」の方にも書いた)。
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2009/08/19/4524318


ひつじ書房
http://www.hituzi.co.jp/


笠間書院
http://kasamashoin.jp/


さて、新常用漢字表を本格的に議論しなければならないという状況にあって、これは、やはり一つのニュースである。『月刊言語』という雑誌、専門書というわけではないが、「ことば」についての一般的な、ある程度の専門性のある雑誌である。特集のテーマによっては、まず入門的に見る必要がある。

人文学系の学術雑誌の出版不況といってしまえばそれまでのことかもしれない。しかし、「ことば」への一般的な関心が低下しているとは思えない。学術的なスタイルは社会に受け入れられないということか。

このながれの中で、あえて文字研究会として、新常用漢字表(仮称)について本を出すことになる(1冊目)。いろいろと考える。まず、その責務を感じる。

まずは、とりあえず思ったことである。

當山日出夫(とうやまひでお)