印刷博物館:近代教育をささえた教科書

2009/06/01 當山日出夫

印刷博物館での、展示予告。勝手に引用(^^;)

【企画展示】
近代教育をささえた教科書
東書文庫コレクションを中心として

明治という新時代を迎えた日本では、欧米に倣って近代化を推し進めようと、さまざまな政策が実施されました、その一つが、明治5(1872)年に公布された学制を始めとする、近代教育制度の導入でした。既に江戸時代において教育環境が整っていたこともあり、近代教育制度の導入は、我が国の教育を発展させ、近代国家の形成、その後の発展に大きく貢献するところとなりました。こうした教育の発展において重要な役割を果たしたのが、主たる教材である教科書です。教科書は、学校教育に欠かせない教材として、人々に、多くの知識を提供してきました。その役割は、デジタル時代を迎え、教材の様相が変わりつつある今日においても変わることはありません。

本企画展では、近代以降の日本における教育の発展を支えてきた教科書について、このたび重要文化財に指定される東書文庫が所蔵する教科書、教材コレクションを中心に、戦後の文部省著作教科書までの歴史ならびに、教科書が果してきた役割、さらには社会や印刷技術との関係より紹介します。

会 期:2009年7月18日(土)〜2009年10月12日(月)
休館日 :毎週月曜日(ただし、7月20日、9月21日、10月12日は開館)
7月21日、9月24日
開館時間 :10:00〜18:00(入場は17:30まで)
入場料:一般500円、学生300円、中高生200円、小学生以下無料

http://www.printing-museum.org/exhibition/temporary/090718/index.html

印刷博物館
http://www.printing-museum.org/index.html

これはみたい!
さて、この間(7月18日〜10月12日)に、東京に行ける用事があるかどうか。訓点語学会(東大)は、10月18日だし、CH研究会は、さらにその後のはず。

當山日出夫(とうやまひでお)