「子」のつく名前の女子学生がいない

2009/06/04 當山日出夫

急に、学生の出席状況の調査依頼が、事務のほうからあったので、おおあわてで、出席カードをカウント。普段であれば、我が家の子供にやってもらう。これは、教育的意味で。つまり、出席カードで不正をすると、必ずばれるぞ、ということを、実感させる意味で、そうしている。

ところで、今日、カードを見ていって気づいたこと。別に、出席カードを調査しなくても、名簿を見ればすむことである。しかし、私の場合、最終的に、成績評価記入の段階にならないと、全体をじっくりと見ることはない。

「子」のつく名前の女子学生がいない。

たしかに、世の中の全体の傾向として、「子」のつく名前が減っていることは、分かる。しかし、十数名を見て、ゼロ、というのは、始めてである(と、記憶する。)

そういえば、かなり昔のこと、「真子」という学生がいて、「まこ、とよみますか、それとも、まさこ、ですか」と質問。「いいえ、ちかこ、です」。家に帰って、すぐに辞書をしらべて、「真」の「なのり」に「ちか」があることを確認。そのとき、我が不明を恥じた思いがある。

今、私の使用のATOK2009では、「ちかこ」からは変換しない。

余計な注:「なのり」というのは、人名にその漢字をつかうときに特有の読み方をすることがある、その読み方のことを意味します。

漢字の話題として「やまもも書斎記」の方ではなく、こちらに記載することにした。さて、明日から、アート・ドキュメンテーション学会。

當山日出夫(とうやまひでお)