書籍への平等なアクセス

2009-09-07 當山日出夫

「文字」というものを考えるとき、リテラシとメディアの問題はかかせないと思っている。
この件、「やまもも書斎記」にも書いた。

やまもも書斎記
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2009/09/07/4566967

CNET Japan
書籍への平等なアクセスを求める団体が「Google Books」に支持を表明
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20399434,00.htm

一部、引用する。是非、全文を読んでほしい。

Google Booksのスキャンプロジェクトに賛成する市民的権利の連合や障害者団体が3日に記者会見を行い、Googleが著者や出版社と意見を調整して新たな種類のデジタル図書館を創設できれば知識へのアクセスが大きく改善されることから、一致して支持を表明した。こうした団体が危惧するのは、これまで学費の高い大学や資金力のあるコミュニティーの図書館にしまい込まれていた情報へのデジタルアクセスを獲得できるまたとない機会が、一部の著者やプライバシー擁護論者による和解案への反対によって打ち砕かれるのではないかということだ。

参考:渋沢財団「情報の扉の、そのまた向こう」
http://d.hatena.ne.jp/tobira/20090907


當山日出夫(とうやまひでお)